「データで見る坂道グループ」
hatoatama.hatenablog.com
を最初に書いてから2年半の間に乃木坂1期生・2期生が全員卒業を発表し、2023年2月26日の秋元真夏の卒コンをもって1期生は全員卒業してしまった。
櫻坂3期生も加入して出入りは一段落した(と思いたい)ので、坂道メンのバイオグラフィーのデータベースをアップデートして解析をしてみた。記事執筆時点で乃木坂2期生の鈴木絢音、櫻坂2期生の関有美子、日向坂1期生の影山優佳が卒業発表しているが、在籍として扱う。
現状整理
まずは現役メンの年齢分布から。2023年2月27日時点の集計。
平均は20歳10.7ヶ月
乃木坂46
乃木坂46の現役メンバーの年齢構成
全体平均 20歳9.1ヶ月
2期生 23歳11.0ヶ月
3期生平均 22歳8.5ヶ月
4期生平均 21歳0.0ヶ月
新4期生平均 20歳7.2ヶ月
5期生平均 18歳4.1ヶ月
櫻坂46
櫻坂46の現役メンバーの年齢構成
全体平均 21歳4.0ヶ月
1期生平均 24歳10.2ヶ月
2期生平均 21歳11.3ヶ月
新2期生平均 22歳4.7ヶ月
3期生平均 18歳1.6ヶ月
日向坂46
日向坂46の現役メンバーの年齢構成
全体平均 20歳8.2ヶ月
1期生平均 24歳6.3ヶ月
2期生平均 21歳6.3ヶ月
3期生 18歳10.0ヶ月
新3期生平均 19歳1.7ヶ月
4期生平均 17歳10.1ヶ月
欅坂改め櫻坂が年齢層高めの傾向は相変わらず。
乃木坂新4期・櫻坂新2期・日向坂新3期が坂道研修生同期になるが、櫻坂に相対的に高い年齢が配属されている様子を、次のグラフで見てみる。
世代交代
乃木坂1期2期の全員卒業のインパクトは大きいが、グループのキャラ変を伴うドラスティックな世代交代は櫻坂で生じている。
まずは、各グループの期別構成比率の変化から。
乃木坂46
絢音がまだ残っています。
欅坂46・櫻坂46
けやき坂46・日向坂46
日向は卒業が少なく世代交代は生じていない。
櫻坂の激変
欅坂46は2020年10月14日に櫻坂46に改名。平手友梨奈を中心とするグループから一気にキャラ変した。平手友梨奈の脱退に続いて、改名までに3名(長沢菜々香、石森虹花、佐藤詩織)が卒業。2020年の離脱者は6名に及ぶ。この年、新2期生6名が坂道研修生から合流し、2期生中心の体制に一気に舵を切る。メンバーの動きはこんな感じだが、メンバーの属性に大きな変化があった。
この結果、櫻坂46メンバーの出身地比率はこうなった。
ちなみに3期生の出身地比率はこんな感じ。
関西と九州の比率が増え、東日本の比率が下がった。
1期生の小池美波が兵庫出身だが、彼女はあまり関西人ぽくない。反面、井上梨名・武元唯依・田村保乃・増本綺良・山﨑天あたりの2期生関西勢、新キャプテン松田里奈をはじめとする森田ひかる・関有美子・大園玲あたりの九州勢が爪あとを残すことが増えた。「欅って書けない?」が2期生にフィーチャーしだしてから俄然面白くなったし、「そこ曲がったら櫻坂」になって完全に方向性が変わった。正直、平手友梨奈という憑き物が落ちた感がある。
出身地
櫻坂のメンバーの出身地属性を見たついでに、残る乃木坂と日向坂も見てみる。
離脱動向
さて、現状の解析はこんな感じで、乃木坂の世代交代や欅坂の方向転換をもたらした離脱(卒業)の動向は、別の記事としたい。
離脱動向のグラフを出しておく。